スタッフブログ
スタッフブログ 2018.07.01
七夕と「そうめんの由来」
いつも結城病院スタッフブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
今週末は「七夕」ですね。
みなさんは「七夕」にどんな思い出がありますか?
私は、幼稚園や小学生の頃に、笹竹に願い事を書いて飾り付けをした事です。
調べて知った事ですが、七夕の願い事は、物欲の願い事ではなく夢や上達をつづった方が良いとされているようです。……通りで、私の願い事は叶わないわけですよね。
そして、七夕と言えばそうめんです。
私の子供の頃の七夕の給食は、そうめんではなかったような記憶がありますが、なんと、1000年も前からの七夕の行事食になっていたようです。
そのルーツは、中国起源の『索餅(さくべい)』という小麦料理だといわれています。
中国の故事には「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」というものがあり、病除けを祈願して索餅を食べたと言われています。
索餅は「奈良時代にはコメの端境期を乗り越える夏の保存食であり、季節商品だった。」との記録が残っています。
平安時代に入り、七夕や盂蘭盆といった、民間で行われていた祭事や風習が宮中行事にも取り入れられたと言われています。
やがて、索餅は『そうめん』へと変わり、七夕にそうめんを食べるようになったと言われています。
皆さんも、無病息災を祈念して、七夕にそうめんを食べてみてはいかがでしょうか?