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  1. スタッフブログ

いつも、結城病院スタッフ・ブログを読んでいただいてありがとうございます。

今回は、朝のウォーキングについて紹介をしたいと思います。

私は毎朝、仕事へ行く前にウォーキングをしています。

はじめるきっかけは、自分の体力維持の為です。

以前バレーボールをやっていたのですが、試合でも怪我をするまで夢中になってしまい、家族や職場にも迷惑をかけてしまうので、7年前に引退しました。引退してからは、体重が増加し喘息の既往があるのですが、発作も季節の変わり目になると出るようになってしまいました。

そこで、体質の改善を考えました。朝30分だけでも早起きをしてウォーキングをすることにしました。

はじめの3日間は、ふくらはぎがパンパンで筋肉痛!朝も寒いし、布団が恋しかったです。

1週間たつと、少しずつですが体も慣れてきて、体重の減少も見られてやる気と自信がついてきました。

そして、ウォーキングをしていると、いろいろな事が見えてきます。季節の変化やその日の天気、顔見知りが出来る事。全く知らない人に挨拶をして返事が返ってくると、温かい気持ちになって今日も1日頑張れそうな気持ちになります。

また、歩いている時間は、考える時間にもなります。1日どんな事をしようか?今日のお弁当は何を入れてあげようか?仕事はどう効率よくこなそうか?などと整理することができます。

ウォーキングをはじめて良かった事は、体重が減って喘息も落ち着き、昨年は風邪をひくことなく仕事にのぞめました。少しの早起きと、ウォーキングでワークライフバランスも整ってきたように感じます。

皆さんも一緒にウォーキングをしてみませんか?

いつも結城病院スタッフ・ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

認知症を予防する、あるいは進行を遅らせるための研究は、あらゆる見地から報告がなされています。その中でも「役割のある生活」が認知症の予防に対して注目を集めています。

有名なものでは「100歳の美しい脳」(David Snowdon著2004年)で紹介されたnun-studyという研究報告です。

アメリカの修道女(Nun)678名(75歳~102歳)を対象に、毎年認知テストを行い、その経過を調べました。さらに被検者が死亡後、解剖して全員の脳の状態を記録しました。

すると、脳が委縮しアルツハイマー型認知症の状態であるのに、まったく認知症の症状が出なかった人が8%いたそうです。

8%のひとたちには、ある共通点がありました。

そのうちのひとり、シスター・メアリーは85歳まで数学教師を務め、その後もボランティア活動を熱心に行い、101歳で亡くなりました、彼女は晩年まで認知機能は正常でしたが、脳は870gまで委縮していました。彼女のように、8%の人たちの共通点は、毎日規則的で役割を持った生活をしており、そのような生活が病変に打ち勝つことを示唆していたと報告されています。

ひとつの研究報告ですので、確定的なことは言えませんが、当院のリハビリテーションでも、役割を明確に持てることで生活感を取り戻し、元気になられる患者さまも少なくありません。

「作業回想法」では高齢者が昔の道具の使い方を若者に「教える」という役割を持つ機会を創出したり、認知症デイケア利用者が自動車販売店に出向いて、洗車などをして働く試みや、サービス付き高齢者住宅内に駄菓子屋を開店し、利用者が地域の子どもたちと交流して「あげる」取り組みなど、役割のある生活が注目されてきていると思います。

誰かのために、何かをしてあげることができるという可能性を探し、シスター・メアリーのような人生を手助けしたいと思いました。

 

いつもブログを見ていただきありがとうございます。

 

結城病院整形外科外来には骨折の患者もたくさんいらっしゃいます。

さて、皆さんは子供の骨折の不思議をご存知でしょうか。

私が特に感じる不思議を3つご紹介します。

 

子供の骨は大人に比べ、とても柔軟性があります。

そのため、大人ではポキッと折れる場合でも子供の場合は竹がしなるように骨折している場合があります。

若い木の枝を折った時の様子に似ていることから、このような骨折の状態を若木骨折といいます。

若木骨折の患者さんに対しては、骨のしなりと逆側に戻しギプスをまくことが多いです。

 

次に治癒力(骨癒合)も驚異的なスピードで回復してきます。

大人では3か月ほどかかる骨癒合も幼児では2~3週もすれば骨がくっついてきます。

以前、上腕の骨を手術予定のお子さんが、手術当日40度の高熱で手術が中止になったことがあり、予定の一週間後に手術することになったのですが、その時にはもうすでに骨がずれて骨癒合されていたので、ずれてついてしまった骨をもどすことが大変だったことがありました。それ程、骨を癒合させる力が優れているのです。

 

最後に、子どもの骨折で一番不思議と思うこと。

それは、骨の変形を治す力が強いことです。

わかりやすくいうと、骨がずれてついてしまってもまっすぐにしようとする力が子供の骨にはある、ということです。さらに不思議なのは骨折した部位や、年齢によっても骨の変形を元通りにしようとする働きに違いがでてきます。

数年前、小学校低学年の女の子が右の大腿骨骨折で入院してきました。治療後少しずれた状態で退院しましたが、一年後のレントゲンではまっすぐな骨になっていました。

 

私も親になり親目線でみると、なるべく手術という治療は避けたいのが正直な気持ちです。

でも、専門的に見て将来的に後遺症が残りそうな場合は、やむを得ず手術という治療を選択しなければなりません。子どもの骨の特性やあらゆることを把握した上で、総合的に治療方針を決定していかなければならない。そんな難しさもありますが、治った子達が「お医者さんになりたい!看護婦さんになりたい」といってくれることもあり、とてもやりがいを感じます。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

いつも結城病院のブログを読んでいただきありがとうございます。

皆さん、読書はどのようにしていますか?紙書籍ですか?電子書籍ですか?私は紙書籍派です。ディスプレイは目が疲れるというのもありますが、紙のほうが斜め読みや、もう一度あの箇所に戻ろうなど自由な読み方が出来るような気がします。

「月は一年に3.8センチずつ地球から離れていってるんですよ。」

今読んでいる小説の一文です。

これは本当の話で、地球と月の間の潮汐力が原因だそうです。

となると、昔はもっと地球に近いということですから、スーパームーンより大きな月が見えたのでしょうか。

答えは1〜2億年前は、今見えている月と大きさはほぼ変わらないということでした。

地平線近くの月が大きく見える経験はよくありますよね。これは目の錯覚で月の大きさは変わりません。月の近くの建物や山などと比較するため大きく見えるそうです。

偶然にも2019年はアポロ11号が月面着陸をしてから50年という節目の年。

アポロ飛行士は、どのような月を眺めたのでしょうか。

moon

 

題名「スイーツマラソン」

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いつも結城病院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

一昨年より職場の同僚と宇都宮の環状線を一周する「スイーツマラソン」に参加しております。

スイーツマラソンとは、給水ポイントが給スイーツポイント(スイーツは一口サイズ)になっているマラソンです。

私たちが参加してるクラスの走行距離は約42㎞でフルマラソンと同じです。未経験者は、赤いナンバーのゼッケンをいただき、通常のスタートよりも30分ほど早くスタートできます。

参加した動機は、楽しく体を動かしたいといった単純なものでした。

2、3か月前から練習をはじめ、糖質制限も少々取り入れ、無理しない速度で、長い時間走り続けることを目標にしました。

スタート前はゴールできるかどうかの不安と緊張でドキドキでした。

いざ、スタートしました!目標は制限時間内にゴールすることです。

5Km~10Km「まだ大丈夫、スイーツおいしいね!頑張ろう!」

15Km~20Km「足が筋肉痛になってきた…、あと半分頑張ろー」

30Km~35Km「……」(言葉はほとんどなく、ストレッチしながら走る)

最後は気持ちを振り絞り脚を動かし続けて、ゴール!といった感じです。

初めての参加の時は、疲労で歩けなくなりましたが、昨年はおいしいビールを飲めました。

3日~4日ほど筋肉痛になりますが、ゴールした達成感と爽快感、充実感は言葉では言い表せないものがあります。

また、目標があると、なんとか出来るものなんだなぁと思います。

ちなみに消費カロリーは3290Kcalでした。スイーツの摂取カロリーは900~1000Kcalと推測しました。

今年は4月14日に行われます。準備不足ではありますが、スイーツも、マラソンも、完走目指して頑張ります!       

年の夏のある土曜日。

高校生の息子と福島県のある施設へ日帰りで出かけてきました。

新幹線が福島駅に到着した時、息子は爆睡中。「着いたぞ!」と声をかけると慌てて座席から立ち上がり、通路を歩き始めました。たまたま、我々が座っていたイスに目をやると、息子のスマホが落ちているではありませんか!「ダメじゃんか!いつも言っているだろ!場所変わるときは忘れ物ないかよく見ろって!」。息子に対し結構きつめに言いました。スマホケースの中には通行定期券も入っていて重要だったので。息子は黙っていました。

さて、すべての用事が済み、帰宅。

帰りの新幹線、宇都宮駅のホームに降り立ちました。「あれ??」ズボンのポケットにいつもあるはずの私の携帯がありません。新幹線に忘れたか?一瞬、新幹線の座席に戻ろうか?と考えました。しかし、座席まで行って戻ってくる間にドアが閉まるでしょう。「(戻るのは)無理だ。」携帯がないことに気づいてからの数秒でいろいろ考えましたが、どうにも動けず、新幹線は発車。新幹線を見送りながら、「そもそも携帯を持って出かけただろうか?家に置いてないだろうか?」。祈るような気持ちで「そもそも家に置いたまま出かけた可能性」にかけました。

帰宅して、家族に「どうだった?」と聞かれても、ほとんど答えもせずに、自分の携帯探しが始まりました。「。。。ない。。。」やっぱり、携帯をどこかに落としてきた、という現実を受け入れざるを得ません。さあ、どこに落としたのだ?施設、利用したバス会社、JR忘れ物センター全てに電話。土曜日夜だったので、もう施設は閉まっており、全く通じず。バス会社(バス会社名を探すところから始まり)も営業時間外の自動音声が流れ通じません。それでも、しつこくネットを見て、2-3箇所目でようやく通じましたが、「届けは出ておりません」。JRは比較的スムースにつながりました。が、やはり「そういう届けは出ていませんねえ。。。。」。ああ、ダメか。諦めざるを得ないのか、、携帯には大した個人情報は入っていなかったし、、と自分慰めモードに入りつつあったそのとき、付け加えられました。「車内整備の結果で、翌日になると出てくることがありますから、また明日電話してみてください」。この一言がなければ、諦めているところでした。。。

翌日、もう一度、JRに電話。すると、問診よろしくいろいろ聞かれます。乗車した新幹線の詳細?何号車?座席?落とした携帯のメーカー 色、商品名?云々。。なんで、こんなに聞いてくるんだ?もしかして、あったの?あったのなら早く言ってくれよ!と思いつつ、しかし、落としたのは自分ですし、担当の方にヘソを曲げられてはいけません。その全てに全力で丁寧に!答えます。そして

「ありますよ。そういうのが。。」

やったー!あったのだ!!

着払いの宅急便で郵送されるのかと思ったら、「最寄のJRの駅はどちらですか?ここからそちらに配送しますので」と。なるほどJRらしいですね。その後、1-2の手続きをへて、戻ってきたのは水曜日の午前。ちなみに、あと1-2日、遅れていれば、私の携帯はJRの忘れ物センターから、警察の管轄の都内の別の施設に管理場所を移されるところだったそうで、そうなると、さらに手続きが大変になるとのこと。ああ、その前でよかった。

みんな~携帯、落とすなよおー。

追記

この電話のやりとりで慌てふためいている私を見ても、息子は何も言いませんでした。。。ああ。。。

 

皆さんこんにちは。結城病院のブログをご覧いただきありがとうございます。

突然ですが、3月といえば何を思い浮かべますか?

卒業式、春休み、花粉シーズン到来・・・女性にとってはもちろん「ひな祭り」ですよね!!

ということで、今回はひな祭りをテーマに少しお話ししたいと思います。

ひと昔前は女の子のいるご家庭ではひな壇を飾ってお祝いをしていましたが、今はひな壇や人形の出し入れが面倒ということで、簡略化されているご家庭も多いと聞いています。

茨城県では有名な真壁の雛祭りがあります。

同じ県西地区で開催されているのに私はまだ行ったことはありません。

歴史のある立派なひな壇飾りから新しいタイプのもの、真壁の石で作られたものなど、様々なタイプのひな人形が飾られており、1日いても飽きないそうです。

また、古き良ききれいな街並みも楽しめるようで、ぜひ来年こそは行ってみたいと思っています。

そして、私事ですが、ただ今妊娠8ヶ月で、もうすぐ産休に入ります。結城病院のスタッフの皆様や患者様には温かい声をかけて頂いたり、お腹をさすっていただいたり、心がほっこり和みました。

また、同じ部署のスタッフの皆様には身体に負担がかからないようにと、本当にたくさん助けてもらい、ここまで仕事をすることができました。

皆様の優しさに感謝の気持ちでいっぱいです。

無事に出産し育児休暇を終えた際には、この感謝の気持ちを患者様やスタッフの皆様にお返しできるようまた頑張りたい!!と思いつつ、このまま無事に産休の日を迎えたいと思います。

まかべひな祭り

小4の息子が剣道を習い始めて1年が経過しました。

私は中学時代剣道部だったこともあり、息子が竹刀を振る姿を見て身体がうずいてきて、1月から同じ剣道を習っている子を持つママさんと共に剣道を習い始めることにしました。

 道着や袴など剣道防具一式を揃え、約25年ぶりに始めてみると、礼の仕方・構え方・竹刀の持ち方など細かい所作を忘れている部分もあり、難しさもありますが、新しく学びなおすことに楽しさも実感しています。

また、嬉しいこともありました。

子供たちが寄ってきて、片手素振りのやり方や、竹刀の握り方を教えてくれること、息子から、私の今日の稽古でダメだった点・良かった点を帰りの車で話してくれること、これらの事は私にとって大きな収穫でした。

でも、息子のダメ出しは的確です。声が出ていなかったよとか、もう少し強く打たないとダメだよ、など自分でも駄目だったなぁと思っている所をズバリ指摘してくれます。

少しイラっとしますが、素直に先輩の意見を受け止め今後もっと成長していきたいと思っています。

 また、仕事で疲れていても運動して汗を流すとスッキリしてストレス発散になっています。でも、翌日または翌々日にくる筋肉痛やまめの痛みに耐えないといけませんが・・・。

ケガだけはしないよう十分気をつけながら、今後も息子と共に剣道を楽しく続けていきたいと思います。

 

皆さんは、最近読書をしていますか?

ひと月に一冊も読まない大人が日本では過半数を超え、週刊誌、雑誌は読むけれどもと、スマホのゲーム、SNSなどは良くやる大人が多いということの様で、ストレス解消には、少しは役にたっているのかもと思われますが、仕事も家事も忙しく、中々、読書が出来ないとおっしゃるかもしれません。 

世には、啓発本、ノウハウ本など、直接に役に立つ本も有りますが、古い時代に書かれて今残っている名著、現代に書かれたものでも普遍性をたどり自分の精神を豊かにし、視野を広げ、質的な変化を与えてくれる、広い意味で役に立つ名著があります。

NHK Eテレの番組『100分de名著』という番組を皆さんは、ご存じですか?

もう8年ほど放映され、再放送もあります。古今東西の名著を25分×4回、トータル100分で読み解きます。案内役はタレントの伊集院光さんと、NHKアナウンサー、それにゲスト解説者(指南役)とでアニメーション、紙芝居などを使い奥深い名著をわかりやすく解説しています。

今、働き方改革が検討されていますが、ただ単に仕事に追われるのではなく、自分が置かれている場所で、生き方を考え、生きる意味を考える事も大切です。昨年の番組では三木清の「人生論ノート」神谷美恵子の「生きがいについて」河合隼夫の「ユング心理学」スピノザの「エチカ」などが放送されました。

人間の心を読み解き、そこに込められた生き方論や心の再生について現代人に通じるメッセージが読み解かれていきました。忙しい現代人には、こういう番組からヒントを貰い、読書を始めるのも、いいかもしれません。

 最後に皆さんにお奨めしたい一冊はヴィクトール・フランクルの「夜と霧」です。ユダヤ人であった著者自身がアウシュビッツ強制収容所に収容され、残酷な生活の中で人々の心の移り変わりを、心理学者で精神科医である立場で、丁寧に記述し生きる意味を問い、「私たちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろ生きることが私たちからなにを期待しているか?」と述べています。

 では、今年も皆さんにとって、良い年となりますように Bon voyage!

いつも結城病院スタッフ・ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

寒気も緩み、あっという間に季節は春ですね。

「ハックション!」の訪れとともに花粉が飛び始めているようです。

 

朝のニュースでは、天気予報と同時に花粉予報も観られるようになりました。

花粉症歴の長い私は、薬を飲むと眠くなってしまうので薬を飲まずに鼻をすすりながら仕事をしていたこともありました。

就寝時も鼻が詰まり息が出来ずに、起きてしまうこともしばしばです。

花粉の時期は外で深呼吸なんて、とても出来ません。

子供の試合の応援の時も、マスクが必須でした。

耳鼻咽喉科で減感作療法を受けても、症状は変わらずです。

星状神経ブロック療法が良いと聞き、ペインクリニックにお世話になったこともありました。

 

「もう、ずうっと花粉症と付き合っていくのだなぁ」と、諦めていましたが、結城病院の先生に勧められた薬がとても良く効き、劇的に症状が改善しました。

仕多中にも鼻をかまずにいられるようになりました。

スギやヒノキの花粉が沢山飛んでいる時期も、以前より症状がずいぶん軽いのです。

良い薬と出会えたことに感謝です。

 

処方された薬を指示通りキチンと飲むって、「とても大事なこと」だと、つくづく思う今日この頃です。

 

 

 

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