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  1. スタッフブログ

 いつも結城病院ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 コロナの影響で私たちの生活も変えなければならない状況にあります。当院で実習を行っている看護専門学校生や高等学校看護科の生徒も、病院での実習ができない日々が続きました。

 そんな中、コロナ感染に注意が必要なため様々な制約こそありますが、看護専門学校生や高等学校看護科の臨地実習が再開されました。学生は看護師になるために学校で学んだ講義や演習を、病院で患者に関わりながら、また「実際の看護とは?」を考えながら、自らのスキルに統合させていきます。実習での学びは国家試験だけでなく、看護師になってからも活かされるため、教える側としては「これも伝えなくちゃいけない」「あれも知っていてほしい」とついつい欲張ってしまいます。しかし、実習前半と後半で顔つきに変化がある学生をみると、欲張って指導して良かったと思ったりもします。

 学生指導看護師だけではなく病棟で働いている看護師の姿も見ていただき、看護師を目指してさらに頑張ろうと感じてほしい、そう思っています。また患者看護を行いながら学生も成長していきますので、このブログをご覧の皆さんの協力が必要となることもあるかもしれません。

 これから看護師になり私たちとともに、病院等を利用する様々な方へ力を貸してくれる存在になってほしいと、私はこれからも学生指導に関わらせていただきます。

 いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 皆さんは食べ物の好き嫌いはありますか?
 私は基本的には何でも食べるのですが、苦手な食べ物が一つあります。それは「しもつかれ」です。しもつかれは、皆さんご存知の通り、北関東地方に分布する伝統の郷土料理です。節分の豆まきが終わると残った大豆とお正月の新巻鮭の頭を使って作り、大根・人参を鬼おろしでおろして、炒った大豆・新巻鮭の頭・酒粕と一緒に煮たものです。

   各家庭で味付けや材料が異なっているので、同じしもつかれでも甘みが強かったり、酒粕の風味が濃厚だったり、味わいはさまざまだそうです。栃木県の一部地方では、家で作ったしもつかれを分け合う習慣が残っていて、「しもつかれを7軒食べ歩くと病気にならない」といわれていたり、「しもつかれを入れた藁苞(わらづと)を屋根にあげると火難・盗難除けになる」といわれているそうです。

 私は茨城に嫁いで来てから、「しもつかれ」の存在を初めて知り食べてみようとしたのですが…見た目から苦手意識がでてしまい、一度も食べることなく20年以上が過ぎてしまいました。

 私も年を重ねてきたので、もしかすると今なら食べられるかもしれません。今年こそはチャレンジしてみようかなと思います。

 寒さはこれからが本番です。くれぐれもお身体を大切に。

 今はコロナ禍で自炊や自宅でできる運動をする機会が増えたと思いますそんな中、私は丸ごと野菜を使い切る事に達成感を感じてます。

 先日実家から白菜を丸ごと貰いました。白菜は甘味があり、くせのない淡白な味は他の材料と調和がよく調理法を選びません。今回使い切りには大変苦労しました。そんな白菜の栄養について今日はお話したいと思います。

 白菜の栄養は、約95%が水分と決して栄養価が高いわけではありませんが、ビタミンC以外に鉄・マグネシウム(カルシウムの吸収に必要な成分です)・カリウム(塩分を体外に排出する働きをします)を含んでいます。とくに注目すべきはそのエネルギー量で、甘みの少ない分100gあたり14kcalと極めて低カロリーです。たくさんのおいしい食べ物に囲まれてついつい食べ過ぎてしまう今、肥満防止にもってこいの健康野菜と言えるでしょう。

 白菜にたっぷり含まれるカリウムは塩分を体外に排出する働きがあるので、高血圧症の方にもオススメ。白菜は消化もいいので、胃腸の弱い人にピッタリです。

 ビタミンCも含まれています。ビタミンCの重要な働きの一つはたんぱく質とともにコラーゲンを作ることです。コラーゲンは不足すると皺の原因となります。また皮膚に紫外線があたるとメラニン色素が増えシミ・ソバカスへとつながるのですが、ビタミンCはメラニンの生成を予防し、作りにくくします。たんぱく質を多く含む卵・肉・魚と一緒に食べて、美白でツルツルお肌を目指しましょう!

 

 最後に…白菜の生産量一位は茨城県なんです。

 

 これからも沢山食べる機会が多くなると思います。美味しく食べて栄養とって健康な体を作っていきましょうね。

 

白菜 鍋

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 ところで、皆さんはNHK朝の連続テレビ小説をご覧になったことはありますか?
 平日朝8時から15分間の番組で、主人公(多くの場合は女性)の半生・生涯を中心に、それをとりまく家族や家庭を描いたホームドラマです。
 先月まで放送していたNHKの朝ドラ“エール”。友人に勧められて見始めたんですが、久しぶりにはまりました。

 主人公は、昭和という激動の時代に人々の心に寄り添う曲を数々生み出してきた、作曲家古関裕而さんと、自らも歌手になる夢を追い続ける妻の金子さんの、音楽とともに生きる夫婦の物語でした。

 実は古関裕而さんは私たちの馴染みのある曲、例えば甲子園のテーマ曲、阪神タイガースの「六甲おろし」、読売ジャイアンツの応援歌、東京オリンピックのテーマ曲など多数手がけていた作曲家です。ドラマの中で二人の生い立ち、夫婦の出会い、戦争中の大事な人との死別、戦後の復興、夫婦愛、人と人のつながりの大切さなどを、窪田正孝さんと二階堂ふみさんが熱演していました。通勤中、毎朝笑ったり、時には涙したり一喜一憂して観ていました。

 ちなみに、朝ドラの過去に男性が主人公として起用されたのは、“マッサン”と“エール”の2つだけだそうです。マッサンもエールも面白かったので、NHKのアーカイブスでも見ることができます。興味があればどうぞ。おすすめですよ。
 エールを見終わると自分の妻や夫にやさしくなれると思いますよ・・・?

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 私は四季折々に色や香りを楽しませてくれるイングリッシュガーデンを目指して、バラや宿根草、多年草を植えてガーデニングを楽しんでいます。

 ガーデニングを始めた頃は、季節の草花を植えて楽しんでいましたが、ズボラな私は手入れせずに枯らしてしまうことが良くありました。

 いろいろと試行錯誤した結果、宿根草や多年草を植え、群馬や長野にあるイングリッシュガーデンや茨城や千葉にあるバラ園を見るうちに魅力的なバラに心惹かれてしまいました。
 最初は1本から始め、今年はコロナウイルスによるステイホーム期間中に3本増やして、5本のバラを楽しんでいます。色や大きさ、形や香りを楽しませてくれるのがバラの魅力です。

 バラは手入れが大変という方もいますが、ものぐさな私でも育てられます。私が育てているのは、色や形が違う四季咲きバラで、1ヶ月半~2ヶ月くらいの間隔で繰り返し咲くので、いつも庭ではバラが咲いています。

 結城病院南側の庭園にもバラや季節の草花が植えてあり、とても魅力的なので、ぜひご覧になって下さい。皆様にバラの魅力が少しでも伝われば幸いです。

 

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 我が家では2年前から2匹の犬を飼育しています。

 1匹はトイプードルのメス。もう1匹はワイヤーホックステリアのオスです。2匹購入する経緯については複雑な事情がありここで話すことは控えさせていただきます。幼少期から一緒にいるにもかかわらずこの二匹がとにかく仲が良くありません。

 動物の世界では、幼少期から生活を共にすることで、種を超え「猫と犬」「鳥と猫」などが仲睦まじく生活している動物の映像を見かけます。あのような光景にあこがれた時期もありましたが、とにかく一緒いる場面や遊んでいる姿も見かけません。

 日中はテラスで放し飼いで夜間は家の中で飼育しています。休みの日に2匹に気づかれないようにのぞき込み、長い時間観察してみますが残念ながら2匹で遊んでいる姿を観察することはできませんでした。

 しかしこの時期、特に寒い時だけみられる奇跡の光景があります。2匹が寄り添って大きな「毛玉の塊」になる姿を見ることができます。
 飼い主としては大変微笑ましい光景ではありますが、暖かい日にはこの現象は起きず基本2匹は別行動です。    

 いつかは日ごろから短時間でいいので2匹が仲良く遊ぶ姿を見たいと思う今日この頃です。

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 街を歩けばみんなマスク姿、会議や飲み会、面会までもリモートに変化するなど、コロナで私たちの生活は様変わりしました。コロナで異例尽くしなのは学校も同様で、子供たちの通う小学校の行事も変更や中止を余儀なくされています。そんな中、例年より約1ヶ月遅れで運動会が開催されました。

 毎年地区ごとにたてるテントもなく、観覧は保護者のみ。時間は短縮され午前中で終わり、競技は各学年の徒競走と障害物競走とダンス。リレーや綱引き、玉入れなどはありませんでした。グラウンドのまわりにビデオを撮る用のスペースが用意してあるので、保護者は周囲で適当に待機し、自分の子供の出番になるとお互いに撮影スペースを譲り合って観ていました。

 そのため、場所取り合戦もなく(うちは田舎なので元々場所取りする必要はないのですが···)、子供の姿がしっかり見られて、準備や片付けもスムーズ。そして何より「運動会のお弁当」のプレッシャーから解放された妻の機嫌が良い!!これはこれで良い運動会だね、という声が多く、好評だったようでした。
 みんなでワイワイお弁当を食べて···という、運動会のお馴染みとも言える光景が消えてしまうのは少しさみしい気もしますが、時代と共に変化していくものなのかもしれないと感じました。

 今回の運動会だけでなく、コロナをきっかけに働き方改革に乗り出す動きがあるなど、総てが悪い事ばかりではないのかもしれません。感染者が増加の一途をたどり何かと制約が多くなりやすい日々ですが、そんな中でも様々な側面に目を向けられる余裕を持てるよう努めたいと思います。

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 早いもので11月が終わろうとしています。
 これからさらに寒さが増してくると思うと、冬が苦手な私にとっては辛い季節になっていきます。今年は特にさまざまな感染症にも注意が必要ですね。

 私の二人の子供達はクリスマスプレゼントに悩み始めています。
 今のところ、一番欲しいものはNintendo Switchですが、ゲームはまだ与えるつもりがないので、他のものにしてほしいというのが親としての希望です。

 二人とも優柔不断なので、なかなか一つにしぼることができません。今までの経験上、早い時期に準備してしまうと、気が変わった時に大変なことになるので、今年もギリギリまで待つつもりです。ただ人気のあるものは早々に品切れになってしまうので、よく考えさせて早めにサンタさんへの希望を確認しようと思ってます。

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 みなさんは「スラックライン」というスポーツをご存知でしょうか?

 2点間に張った幅5㎝程のライン(ベルト)の上で歩いたり、跳ねたり、バク転したりと、バランスを楽しむスポーツです。

 私の場合、始めた当初は片足で立とうとするだけで、誰かが故意に操作しているとしか思えないくらいに、上下左右にラインが動き、まるで生まれたての小鹿のような状態になりました。

 しかしスラックラインを始めて約1年、いく度の失敗と気の遠くなるような筋肉痛を繰り返し、ようやく歩けるまでになりました。

 次の目標はかっこよく「バク転」と言いたいところですが、「ターンすること」になりそうです。

 スラックラインは年齢に関係なく体幹やバランス感覚が鍛えられるスポーツですので、機会があればぜひ挑戦してみてください。

当院でのPCR検査(ドライブスルー)を2月下旬から行い、看護管理者が最前線に立ち、外来スタッフと共に不安や恐怖・・・寒さや雨にも風にも、夏の暑さにも負けず、早8か月が過ぎました。

先が見えませんが地域の皆様のためにチームワークで頑張りますので、当院のPCR検査(ドライブスルー)をどうぞご利用して下さい。

 

 今回は、認知ケアのひとつである「ユマニチュード」について紹介します。

フランスで考案され、自由・平等・博愛のもと、人権を大切にしようという思想が受け継がれフランス語で「人間らしさ」を意味し39年の歴史があります。

最近、日本でもTVや新聞等で取り上げられていますので、ご存じの方も数多いと思います。

ユマニチュードの基本技術は

・「見る」 必ず視線を合わせて会話しましょう

・「話す」 自分が行っているケアを言葉にしましょう

・「触れる」つかまず広い面積で包むように触れましょう  です。

 

 結城病院の看護部では、認知症や高齢者の関わりにおいて、普段からのコミュニケーションを見直す必要があると考え、昨年度からユマニチュードの3つの基本について理解を深めています。

私は、患者や家族に対する熱い思いと自慢のコミュニケーション力で、積み重ねた看護人生に刺激を受け「尊厳を守る」という意識づけのきっかけにもなりました。

相手に目線を合わせて近づいていき、話しかけ、相手に触れるという一連の動作を練習しますが、頭ではわかっていても、実際に技術としてやるとなかなか難しいものです。

 先日、100歳+○歳の高齢者の知人が入院しました。

 昨年の9月に、義父(故)の知人と知り、「○○さん(義父)の嫁さんか・・」と言ってもらい、今回の入院でも、私を覚えていて、年齢を確認したところ、「100は、面倒くさいから3歳でいいか?」とお茶目で穏やかな方でした。入院2日目の夕方、突然ベッド上で仁王立ちをし、(せん妄?)、車いす自走しながら口調も強く興奮し落ち着かない状況で、「○○さん(私)を呼んで」とのことで駆けつけました。本人は話を聞いてもわけがわからず、主治医の了解を得て自宅へ電話し迎えに来てもらえることを確認してから、「自宅へ連絡したいので自宅の電話番号か住所を教えてほしい」と話すと、驚くことに住所、電話番号をきちんと答えてくれて「20分待って欲しい。○時にはお嫁さんが迎えに来ますから」と話すと「わかった」と素直になり20分待ちました。「○○さん(私)ありがとう」と言い穏やかに帰宅しました。

 私は、必死でした。せん妄なの?と思っても、相手は私をしっかり認識していることを実感し何とかしなければと必死で主治医に相談し了解が得られたことや特に家族がすぐに迎えに応じてくれたことが最も良い結果となりました。

住所と電話番号を確認したのは、「私が必ず電話しますよ。信じて」のアピールですが、落ち着てくれたことに安堵と感謝です。

ご家族から、自宅でも時に幻覚(人が見える)があると伺いましたが、高齢者のなかでもしっかりされていて、対応を間違うと皆が不幸になってしまうと強く実感しました。

 

私たちの現状は、患者の行動や言動を受け入れる側の心のゆとりがなく、患者を自分の身内のようにとらえることができないことや相手のイライラした態度や発言に対して自分自身もイライラしてしまう。(アンガーマネジメント)など課題も多くあります。

このたび、100歳+○歳の高齢者の知人から『職員が統一した実践が図れるようにマネジメントしなければならない』と背中を押されたありがたい出来事でした。

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