常勤医師募集中

0296-33-4161

  • 標準
  • 大

  1. スタッフブログ

 いつも結城病院のブログをお読み頂きありがとうございます。

 

 2018年7月のスタッフブログで取り上げた鼠径部のヘルニアについて、今回は手術治療について説明します。脱出した腸が引っかかって嵌頓(かんとん)状態になると、腹痛や嘔吐といった腸閉塞の症状が現れ、対応の遅れは生命にかかわる事態となります。手術以外に有効な治療はなく、ヘルニア修復術で穴を塞ぐことをお勧めします。

 鼠径部ヘルニアに対する手術は、下腹部を約5cm切開する前方アプローチと、臍から腹腔鏡を使用して内側から修復する方法に大別されます。当院では、約20年前から腹腔鏡下修復術に先駆的に取り組んできました。腹腔鏡下修復術の最大の利点は、すべてのヘルニアの出口を腹腔鏡モニターの大きな視野で確実に診断し、体になじむ柔らかいメッシュで広く覆って再発を防止できることです。また、切開は2cm程度と小さく、術後の疼痛軽減にも貢献できます。最近では、臍の中を切開して他に傷を作らない単孔式腹腔鏡手術(SILS)を導入し、美容面にも配慮しています。

 

 さらに多忙な方のご要望にもお応えできるよう、在院期間短縮にも努めています。年齢やほかに合併症がないという条件がありますが、適応を判断したうえで手術当日の入院にも対応しています。腹腔鏡手術では全身麻酔が必要となるため、当院では安全面への配慮から入院のうえ術後管理を行います。痛みが落ち着いていれば早期に退院して、元の生活や仕事への復帰が可能です。手術後には運動や労働の制限はありません。

 

 様々な前方アプローチの術式にも精通しており、腹腔鏡手術の適応でない場合でも最善の治療ができるよう心がけています。他院からの腹腔鏡下修復術の依頼や、同時に両側の修復を必要とする症例、手術後の再発症例にも対応しています。

 

 鼠径部ヘルニア手術をお考えの方は、是非ご相談ください

 

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

いつも結城病院のブログをお読み頂きありがとうございます。

 

 皆さんは天体観測というと、まっさきに天体望遠鏡を思い浮かべるかも知れません。
私は機材を使わない天体観測がお勧めです。まずは明かりの少ない暗い場所で満点の星を見てみるのはいかがでしょうか?

 星がきれいな夜空を「星の降るような…」「満点の星々」などと、言うこともありますが、まさにその通り、星がいっぱい見えたときは「星ってこんないっぱいあるんだぁ」と、感動します。天体望遠鏡などの機材は一切要りません。あなたのその目だけで感動できます。ただ、今は周辺の明かりが増え、空いっぱいの星空に出会うことは、中々、難しくなってきました。
そこで、お勧めの場所と、観測に適した夜について記載したいと思います。

 

1.お勧めの場所
 星空のきれいな場所として、山梨や長野に有名な場所がありますが、栃木県から近い所では「日光戦場ヶ原」、「福島県の裏磐梯」などがお勧めです。勿論、星の見える場所は、ここに書ききれないほど沢山あります。

 

2.月のない暗い夜が狙い目
 月が空にあると、月の明かりで星空が奇麗に見えません。快晴で月が出ていない夜という条件に絞り、天体観測を行います。では、夜空の月の有無はどうやって調べればよいでしょうか。
 「Astro Arts」というWebサイトがあります。「月齢」というアイコンがあるので、各地の月の出と月の没を調べることができます。雲の無い夜と、月の見えない夜という条件を組み合わせて、観測のチャンスを伺います。

 

3.天の川と雲
 「天の川」は雲のようにも見えるので、雲があると「雲」と「天の川」の区別できないかもしれませんが、しばらく目を凝らしていると、暗い空に「数多くの星」と「天の川」浮かび上がってきます。

 
 一度、この光景に感動すると、また見にこようという気持ちになります。
 星を見て、温泉に入って、美味しいものを食べる。そんな、ゆったりした時間もお勧めです。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました

 いつも結城病院のブログをお読み頂きありがとうございます。

 まだまだコロナの心配が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?私はコロナ禍になってから、家族で出掛ける機会が減ってしまったので、何か楽しみや癒しが欲しいと思い、庭いじりを始めて見ました。とは言っても面倒臭がりなため、あまり手入れのいらない庭木がよいので、色々探してみたので私のお薦めBEST3をご紹介したいと思います。

1位···ソヨゴ
 我が家のシンボルツリーです。常緑で秋には小さくてかわいい赤い実がなります。成長も緩やかで樹形も自然と整い、あまり剪定の必要がありません。風に揺られてソヨソヨする姿がとても良い雰囲気の庭木です。

2位···ハイノキ
 我が家では玄関先に植えてあります。常緑樹で細くて繊細な枝や葉っぱで涼しげです。春に白くてかわいい花を咲かせてくれます。秋には黒紫色の実がつき、いろんな見た目を楽しむことが出来ます。成長も緩やかで、あまり剪定の必要がありません。
余談ですがハイノキの前に、人気のシマトネリコを植えていました。見た目がおしゃれでよかったのですが、成長が早すぎて手におえなくなってしまい、抜いてしまいました。

3位···ナツハゼ
 ブルーベリーの仲間で、春の終りに赤い花を咲かせ、夏に鮮やかな紅葉を見せてくれ、秋には黒い実がつきます。成長もとても緩やかで剪定の必要はあまりないですが、落葉樹なので、冬に多少の落ち葉拾いは必要かもしれません。実は食べることができ、目の疲労回復や血液浄化作用などに効果があるとされるアントシアニン等ポリフェノールがブルーベリーの2~3倍も含まれているといわれ、活性酸素を消去する働きが高いそうです。味は酸味の強い甘さがあるようです。我が家では今年植えたばかりなので、秋になったら食べてみようとおもいます。

 

 さて、ここまで私の勝手なBEST3を紹介させていただきましたが、自然の風景や緑を眺めることは、リラックス効果があるそうです。時々でも時間を気にせず、ゆっくり眺めてみるのも良いかもしれませんね。
 ちなみにですが、あちこちホームセンターや園芸店をまわりましたが、特に宇都宮にある「みのり花木センターインターパーク店」は品数·品種が多くお薦めです。興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました

 約2年前、コロナ第2波が落ち着いた頃のある日曜日、急に思い立って、ハイキングに行きました。宇都宮市の古賀志山・北コースというルートです。山に行きなれているわけではなく、知識も経験も乏しいことは十分自覚。しかし、ある程度の下調べにより、それでも大丈夫だろう、と見込んでそのルートに。

 

 当日色々あり、現着したのが昼すぎ。下調べによれば往復で「2時間程度」「1−2時間」などと記載されておりました。「まあ、大丈夫だろう」と判断。スタートすると、下山する人とはそこそこすれ違いますが、同じ方向に登っていく人はほとんどいません。やっぱり遅すぎたか。。「まあ、いいか」。山ですので、足を踏み入れると、マイナスイオンをたっぷり浴び、喧騒から逃れられます。時にせせらぎと並走しつつ、また、「この湧水飲めますよ?」と言わんばかりにコップが置かれている水場もあります。気分が高揚します。

 

 20-30分程度歩いたでしょうか。(私にとっては)★分岐点にぶち当たりました。

 

 右手にせせらぎがあり、このせせらぎを渡る橋らしきものがあります。一方で渡らずに真っ直ぐに進める山道もあります。「この橋を渡るのか or 渡らずにまっすぐ進むのか。」で迷いました。しかし、「渡るのが正解ならば、その案内があるはずだ。ないのだから真っ直ぐ!」と判断。山道は続きます。所々に林業の人が使うのでしょうか、業務用の小さな標識(少なくても道案内ではない)らしきものが建てられていました。人工物があることで、「大きな道間違いをしていない」と言い聞かせている自分がいました。自分の歩いているコースと少し並走していたせせらぎの向こう側からでしょうか。集団の声が聞こえました。木々が邪魔し、その姿までは見えません。「自分のコースとは違うコースの人なのだろう」と判断。この判断が間違えていたことが後からわかります。その声もすぐに聞こえなくなりました。先刻まで少ないながらもすれ違った下山者とは今は全くすれ違いません。

 「全くのど素人が初めての山道で単独で山頂を目指す」状態にさすがに不安を覚えつつ、せせらぎとも別れ10分程度進んだでしょうか。気づくと、「山道にいる」と言うよりは「単なる山の斜面にいる」と言う方があっているような状況にいました。「あっちが山頂なのだろう」程度は推測できましたが、どの方向に足を進めるべきかわかりません。。「今、正規の山道にいるのかどうかわからない、というか多分いない」。周りは、何の木かはわかりませんが、同じ木ばかりが続き展望なし。

 「やっちゃったなあ。。多分。。。」焦りました。この時点で午後1時ちょっと前。「引き返すなら今だ!」猛然と引き返します。程なく先刻のせせらぎに戻れて少し安心。そして上述の★分岐点へ。ここまでくればもう大丈夫。分岐点にあった橋を渡ってみると、渡った先に登山者むけの「北コース」案内標識がありました。「渡る前に立てておいてくれよおーっ!!」。もうそこからはその道を登る気にはなれませんでした。

 駐車場に向かう途中で少し雨がパラつきました。大した雨ではありませんでしたが、戻れる前だったら、メンタル削られただろうと思わずにはいられませんでした。振り返ると反省点だらけ!出発が遅すぎた、もっと早く分岐点で橋を渡ってみてまた戻るなど吟味すればよかった、あの集団の声こそが自分が目指していた北コースだった!幸いだったのは、引き返しの判断ができたこと。

 いつか、、リベンジするか、、、どうしようかな。。。行くのなら今度はもっと早く出ないとな!

追記
①古賀志山コースを整備してくださっている関係者の方々 駄文は筆者の実力不足によるものであり、どうか気を悪くなさらずに。整備ありがとうございます。
②写真・図は以下の資料を使わせていただきました。
http://forestpark-utsunomiya.jp>hiking>course_guide
★分岐点付近 (★分岐点そのものはこの写真の枠外左下の方)

 令和4年6月7日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太の方針)においてリハビリテーションに関わる文言が明記されました。

 

 「早期発見・早期治療のため、疾患に関する正しい知識の周知啓発を実施し、感染拡大によるがん検診受診の実態を踏まえ、引き続き、受診勧奨に取り組むとともに、政策効果に関する実証事業を着実に実施するなどリハビリテーションを含め予防・重度化予防・健康づくりを推進する」

 

 このように地域住民の疾病予防や重度化予防、健康づくりに資するリハビリ専門職の養成として、当法人のリハ専門職から多くの茨城県介護予防リハビリ専門職指導者養成研修修了者を輩出しております。

 
 さらに当院では実際に地域に出向き、予防に関連する事業への参画を以下のように行っています。
【生活楽々塾】(結城市事業)
介護予防・生活支援サービスの短期集中予防サービスです。毎週1回事業対象者や要支援判定の方に対し、立つ・歩く・入浴動作などのコツを学ぶ機会を提供しています。
【リハビリ相談】(茨城県事業)
主に要介護認定を受けた方に対して、リハビリ専門職が介護支援専門員と同行訪問を行い、心身機能や居住環境等の聞き取りから、適切なサービスにつながるよう助言指導を行います。
【住民集いの場での講話】(結城市事業)
シルバーリハビリ体操教室などの地域密着型教室に出向き、転倒予防やそれにつながる運動の話、また安全に入浴ができるための方法を講話という形で行っています。
【地域ケア会議への参加】(結城市事業)
個別会議としてリハビリ専門職の技術的助言が必要な要請に対し派遣を行っています。
【自立~要支援者を対象とした同行訪問】(結城市事業)
要介護状態でなく生活されている方の中には、実は自宅で何度も転倒し、家事動作が困難になっている方がいます。そこで地域包括ケアセンターと連携し、ご自宅へ訪問し、転倒などのけがを心身機能や住環境調整により予防するアドバイスを行います。

 

 病院での患者様に対するリハビリや要介護状態になった方への自立支援はもちろんのこと、「骨太の方針」によりこれからは地域へのアウトリーチがさらに求められてきたということになります。これからも住民のニーズに応えられるよう努力していきたいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつも結城病院のブログをお読みいただきありがとうございます。

 世界では、今も戦争や紛争がどこかで起こり、残虐な映像や悲惨さを伝えるニュースが絶えません。そんなニュースを見ると、大学時代に学んだリハビリテーションの歴史を思い出します。実は戦争とリハビリテーションはとても深い関係があります。

 そもそも、リハビリテーション(rehabilitation)の語源は、ラテン語でreは「再び」、habilisは「人間らしい」「できる」という語で、「再び人間らしく生きる」、「再び出来るようになる」という意味になります。その後、使用方法が変化し、「権利の回復」「名誉の回復」など様々な意味で使われるようにもなってきました。

 リハビリテーションという言葉が、現在我々が使用している「障害者に対する機能回復や能力向上、社会復帰」というような意味になったのは、障害者が多発した戦争が大きく関係しています。負傷兵の社会復帰が主な役割で、第一次世界大戦のころから第二次世界大戦後に広く定着したといわれています。

 病院でリハビリテーションを提供していると私たちも患者様も、病気やけがに対して「治す」というイメージが強くなる気がします。「リハビリテーション」とは「機能回復訓練」と思われることが多いですが、実は「権利・名誉・尊厳の回復」という意味の一般用語であり、障害者の「人間らしく生きる権利の回復」(「全人間的復権」)が本当の意味なのです。

 これからも、当院の理念である「知識と技術をもって治療し、心をもって癒す」に加えて、患者様の生きる権利の回復に少しでも役立てるように頑張ります。加えて、一刻も早く世界が平和になることを望みます。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつも結城病院のブログをお読みいただきありがとうございます。

 
 今更ながらですが、キャッシュレスなマネー授受が世の中に浸透してきています。今やクレジットカード/デビットカードから、電子マネー(Suica・他各社独自のもの等)、スマホ決済アプリ(Paypay等)に至るまで数多くの決済方法が存在しています。全く手を出さないという方もいらっしゃるかもしれませんが、かくいう私はクレジットカードは別としてSuica等2種類の電子マネーと4種類のスマホ決済アプリを使い分けています。もっと多くの決済手段をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、私の場合あまりに多いと集約化が難しいと考え現況に留めています。

 

 現金使用でもなくカードをお財布から取り出してという時代から、スマホのアプリを起動するだけ、はたまた起動もせずに通信端末にかざすだけという時代に変わってきています。おかげで現金を使用する機会が激減し、1円玉はじめ硬貨も減りお財布がより軽くなりました。また、得られるポイントもネットショッピングと市街でのお買い物とで共有して使用できるメリットもあります。さらに、同じアプリ間での送金もほぼ瞬時に行われるため、ATMに立ち寄る機会すらめっきり減り利便性を実感しています。

 

 経済産業省は日本のキャッシュレス化を推進しようとしていますが、2021年発表の日本国内の統計ではキャッシュレス決済利用率はそれでも30%前後だそうです。その内訳としてクレジットカードがまだ圧倒的多数を占め、電子マネーおよびスマホ決済アプリはまだまだ少数派です。

 国際的にみると利用率No.1は韓国だそうでなんと95%です。お国の事情というものもあり、日本ではまだまだ利用率が低いことがわかります。キャッシュレス化が進まない要因としては
(1) 日本の治安の良さと現金への慣れ(他国に比べ現金所有のリスクが少ない)
(2) 業者側の高い手数料(導入する業者側のメリットが少ない)
などが挙げられています。
 一方で利便性とセキュリティ問題は表裏一体であり、フィッシングメール等の詐欺事件も絶えません。実際私のところにも所有していないはずのカード会社や決済アプリの会社を謳った偽メールが頻繁に送られてきます(もちろん無視です)。先日もオール電化のはずの我が家に『ガス料金請求に関する緊急のお知らせ』と称するショートメールが来たのには笑えましたが・・・
 こういったセキュリティトラブル等のデメリットは心配にはなるかもしれませんが
やはり利便性というメリットは代え難いものがあります。今後はさらなる進化も予想され、メリット・デメリットを理解した上で上手に活用したいものです。

 
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつも結城病院のブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 皆様は送り火というものをご存知でしょうか。送り火は家庭の玄関先やお庭などでお盆の終わりに行われるのが通常ですが、京都では山に火をつけるという大々的な送り火を行います。その炎で、お精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされています。

 

 京都の夏の夜、毎年8月16日に「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に5つの山で送り火が焚かれます。20時から5分間隔で点火され、それぞれ30分程見ることができます。

 よくテレビなどで「大」という字を見ますが、この大文字「大」だけではなく合計5種類あるので、正確には「大文字五山送り火」というのです。京都では「送り火」や「大文字さん」と呼ばれています。五山の送り火はとても厳粛な宗教儀礼です。「大文字焼き」などと言った際には京都の方の逆鱗に触れます。私も、大文字焼きと言っていました。京都の方に怒られてしまいますね。

 

 2020年、2021年の五山送り火はコロナ禍の影響を受け、大幅に規模を縮小して行われました。しかし、京都五山送り火連合会は2022年6月28日、今夏は3年ぶりに全面点火する、と正式に発表しました。

 

 ところで、大文字送り火はどうして周りの山は燃えないのか、不思議に思いませんか。大文字送り火は、山の木を燃やしているのではなく、火床(ひどこ)と呼ばれる聖火台のようなものを、点々と置いて形にし、その中で火を燃やしています。だから周りが燃えることはないのです。

 機会がありましたら、ゆっくりと火が灯って字がかたどられ、やがてゆっくりと消えていく厳かで美しい姿を鑑賞しに行きませんか。もちろん、コロナ対策に気をつけて、密集を避けて鑑賞したいものです。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつも結城病院のブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 コロナ禍となってから演奏会や観劇に足を運ぶことが出来なくなり、you tubeを見る事が増えました。お気に入りはブリテンズ・ゴット・タレントBGT(Britain’s Got Talent)です。イギリスの公開オーディション番組です。かなりご高齢の方も出場されています。

 

 私のお気に入りの出場者を少しご紹介致します。登場と同時にユーモアたっぷりの会話で観客をひきつけ、迫力満点の歌声と抜群のリズム感で会場中をノリノリにした77歳の男性シンガー。審査員の質問を軽くジョークでかわし、力強い声でシャンソンを歌い上げた80歳の女性。5人組の公務員おじさまダンサーの予想以上のキレキレダンス。恋に心を震わせる乙女の心を、乙女そのものの表情と声でワルツの調べにのせて現役プロ顔負けの見事なソプラノで歌った96歳の女性。
 どの出場者に対しても、審査員も観客も最初は、何なのこの人は、と言いたげな微妙な表情をしています。が、いざパフォーマンスが始まると、みるみる笑顔になり、最後には全員スタンディングオベーション。画面越しでも、出場者自身が楽しんでおり、出場出来た事に感謝をしている事をひしひしと感じます。私自身も、気分が落ち込んだときは画像を通してパワーを頂いています。先にご紹介した5人組公務員おじさまダンサーの画像には、戦争をやめてみんなでこれを踊ろうよ、という投稿がありました。大きくうなずいてしまいました。審査員の一人が彼らのパフォーマンスに対して、Age is nothing but number 【歳は数字に過ぎない】 と言っていました。画像の前でスタンディングオベーションをしてしまいました。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 いつも結城病院のブログをお読みいただき、ありがとうございます。

 
 結城病院の管理栄養科では、日々患者さんに提供するお食事の「手作り」を心がけています。今回は当院病院食で人気のトマトソースをご紹介いたします。
  

 「トマトのある家に胃病なし」や「トマトが赤くなると医者が青くなる」などのことわざがありますが、夏野菜のトマトは暑さで疲労困憊した身体におすすめな栄養が含まれています!ということらしいです。
当院では手作りのトマトソースを豚肉やお魚にかけて使用しています。作り方は…
1.玉ねぎをみじん切りにする。(1人分約30g)
2.ホールトマト缶をミキサーにかける。(1人分約50g)
3.玉ねぎとホールトマトを弱火にかけよく煮込む。
4.調味料を入れる。(白ワイン、チキンコンソメ、砂糖、食塩、こしょう、バター、量はお好み)
5.さらに煮込む。(玉ねぎの食感が無くなった頃が出来上がり)
 トマトの栄養価は、リコピンやβ-カロテンを多く含みます。リコピンは赤い色素のことで体内の過剰な活性酸素を抑える抗酸化作用があります。つまり美肌効果やアンチエイジングに効果があります。β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。加熱や油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。 

 

 ぜひ、ご自宅でもお試しください。

 

お電話からもお気軽にお問い合わせください