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  1. きのこのこのこ

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スタッフブログ 2024.10.16
きのこのこのこ

 いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 みなさん、きのこは好きですか?我が家の息子は、小さなきのこ博士です。3歳頃から図鑑を眺めるのが好きになり、中でも特にのめり込んだのがきのこ図鑑でした。きのこ図鑑を持ち歩いていた時に、大人の人から「きのこって粉が出るんだよね」と声をかけられ、子供ながらも「粉じゃないよ、胞子だよ」と返すくらいには詳しくなりました。我が家はそんな息子のために、毎年秋になるとみんなできのこ狩りに行っています。きのこ狩りといっても、素人には食毒を判別することは難しいため、食べることは目的とはせず、たくさんのきのこを見つけて写真に収め、帰ってからじっくり図鑑でその正体を調べる。それが我が家のきのこ狩りだったのですが、今年は息子憧れの食べられるきのこ【タマゴタケ】を発見。

 探求心を抑えることができず、ついに初めて調理して食べることに挑戦しました。
 きのこの風味が損なわれないよう、味付けは塩のみで炒めてみました。椎茸にも引けを取らない美味しさで、子供達もあっという間に完食していました。タマゴタケは、かの有名な毒きのこ【ベニテングダケ】の仲間です。かさが真っ赤、柄はオレンジと黄色のだんだら模様と、いかにも毒がありそうですが、生食も可能な非常に美味しいきのこです。見た目にインパクトがある分、特定しやすい食用きのこではありますが、殆どのテングタケ属のきのこには毒があり、生育条件によっては見分けがつかなくなるものも多いので、みなさんはそれらしきものを見かけても決して自己判断で食べないようにして下さいね。発見した時も大興奮の息子でしたが、本当に食べられるという事にとても感動していたので、我が家にとっては貴重な経験ができたと思っています。

 
 タマゴタケ以外にも、「殺しの天使」との異名を持つ猛毒きのこ【ドクツルタケ】を発見するなど、今年のきのこ狩りも大成功に終わりました。今後の目標は、夜になると光るきのこ【ツキヨタケ】を、いつの日か家族みんなで見つけることです。色とりどり、形もいろいろ、見るだけでも楽しいきのこ達は、山へ行かなくても公園などの街中で、ひっそりと顔を出していることもあります。きのこのシーズンは終わりますが、来年の秋は散歩やアクティビティのついでに、きのこ達を探してみてはいかがでしょうか。

 
 
 最後までお読み頂きありがとうございました。

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