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スタッフブログ 2023.11.22
息子の身長
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
「俺さ、180にはなりたいんだけど」
中学1年生の息子が神妙な顔つきで、そう伝えてきました。身長が欲しいというのです。剣道を続けていく中で、長身の選手が持つ技の引き出しの多さは、確かに試合を有利に進めていくうえでの大きな武器になります。
子どもの成長予測は両親の影響が80%と言われており、よく用いられる計算式は以下の通りです。
男子=(両親の身長の合計+13)÷2+2センチ
女子=(両親の身長の合計-13)÷2+2センチ
この計算式に当てはめていると、息子の身長予測は174センチ。目標には足りません。180センチになるには、残り20%の影響に賭けるしかありません。
では、遺伝以外の影響は何があるのでしょうか?
【カルシウムは背が伸びるのか】
カルシウムが不足すると骨の成長障害がでる可能性がありますが、摂りすぎると他のミネラルの吸収を妨たげたり、腎結石のリスクが上がることもあるそうです。結局は背が伸びる魔法の食べ物はない、ということ。
【寝る子は育つのか】
成長ホルモンは就寝後1~2時間後に多く分泌されると言われています。成長ホルモンの役割は骨や筋肉を発達させ、代謝機能にも関わるので、寝る子は育つ、はあながち無関係ではなさそうですが、イギリスの研究機関によると、睡眠時間と身長には明らかな相関関係は見られなかったという報告もあります。
【ジャンプは背を伸ばすのか】
バスケットやバレーボールの選手は背が高いことを考えると、やはり跳ぶという運動は身長に影響していそうな気がします。骨の内側にある骨端線といわれる軟骨が広がることにより身長が伸びるので、重力や地面からの衝撃を感知させることは、骨つくりの指令を出しやすくするかもしれません。しかしケガのリスクはあるので、ジャンプだけでなく、ストレッチなどの全身運動が推奨されています。
結局のところ、彼の身長を伸ばすには
① 規則正しい生活と睡眠
② 適度な運動
③ 栄養バランスの取れた食事
ということでしょうか。つまりは親が①~③の生活を意識することから始めなければいけないようです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。