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スタッフブログ 2023.02.22
看護師国家試験
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
2月12日(日)第112回看護師国家試験が実施されました。
試験時間は午前と午後合わせて5時間20分、必修問題(50問)・一般問題(130問)・状況設定問題(60問)の3種類の試験問題があり、 合計240問 300点満点の試験となっています。合格するためには2つの条件があり、まず「必修問題」の80%以上を正解すること、そして「一般問題+状況設定問題」でその年の基準を満たすことです。基準は受験生の90%程度が合格するよう設定されているようで、ここ10年のボーダーラインは概ね160~170点程度となっていますので、全体で200~210点以上が必要ということになります。
自分が受験した当時は、試験時間・問題数、状況設定問題も少なく、何より必修問題はありませんでした。今では、応用力やアセスメント能力を見る問題が増加傾向にあるだけでなく、症状・検査所見・医療機器の使用方法などについて写真を提示する問題があったり、選択肢を設けず数値を直接解答させる計算問題なども出題されています。「自分が今、試験を受けたら合格するだろうか・・・・・」、そんなことが頭をよぎります。
合格発表は3月下旬、サイト上での発表です。これもまた昔とは大違いです。まず発表時期、私たちの頃は5月中旬でした。郵送で合格発表が待ちきれず、同期の仲間と厚生省に見に行ったことを覚えています。施設の入り口に近くの特設会場にある、ぶ厚いバインダーから自分の受験番号を必死に探しました。さらに翌日(だったかな?!)には、合格者氏名が新聞に掲載されるので、数冊購入しては親・親戚一同に自慢げに送ったりしたものでした。
その時代に合うように看護師国家試験も様々なことが変化していますが、ともあれ受験生の皆さん全員が合格することが何よりです。看護の現場を共に歩めることを祈って、合格発表を一緒に待ちたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。