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スタッフブログ 2023.04.12
桜に毒!?
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
春と言えば「お花見」が楽しみの一つである方も多いと思います。
「お花見」というと「桜」を鑑賞するのが代名詞ですよね。
桜は花が咲いている時期は短いですが一気に咲く姿に命の息吹を感じます。一本であっても存在感を放ち凛と咲きながらもどこか儚げな美しさを感じますし、桜並木や千本桜ともなると桜花爛漫という言葉通り息を呑む程の華やかさがあります。
しかし満開から2、3日を過ぎると桜の花は散り始めます。沢山の花びらが舞い散る風景は桜吹雪とも言われ満開の頃とはまた違った趣があります。
さて、桜は花が散った後に葉が生えてきますが、この桜の葉には「クマリン」という毒がある事はご存じでしょうか?
「クマリン」は雨により地面に落ちます。すると「クマリン」の効果で雑草や他の植物が育ちにくくなるのです。(桜の木の下は雑草が少ないと感じた事はありませんか?)
つまり桜は自分以外の植物など周りに生えないようにして地面の養分を独占しているのです。
綺麗な花には棘(毒)があるとのことわざがありますが、なかなかのしたたかさを持っていて桜の裏面を覗いた感じがしますよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。